こんにちは、又はこんばんは!焙煎担当の七罪です!
前回は珈琲に含まれる健康に影響を及ぼすであろう
三大有効成分と摂取に注意が必要な場合が有る事、
珈琲と健康の関係については概ね確定だが
効果の保証が有る訳ではない事をお話しました!
では具体的にはどんな影響が有るのか
今日はその辺りについてお話しますね(´∀`*)
珈琲には飲んだ直後に影響を及ぼす急性作用と
飲み続ける事で影響を及ぼす
慢性作用と言うものが有ります!
急性作用
◎覚醒作用
カフェインによって覚醒を司る部位が
刺激され目を覚ます働きが有る。
珈琲1杯で15~30分の睡眠を取ったのと
同程度の効果が期待される。
◎中枢興奮採用
カフェインによって大脳皮質が刺激され
注意力が高まり頭脳労働時の疲労を軽減し
計算能力向上が見られる。
◎骨格筋運動亢進作用
カフェインによる直接的な作用と言われているが
カフェインがアドレナリンの分泌を
促進する事による間接的な作用も
関係していると言われている。
慢性作用
◎習慣性とカフェイン禁断頭痛
カフェインには軽い習慣性が有る。
比較的多量のカフェインを摂取している人が
12~24時間以上カフェインを断った時に
頭痛や倦怠感を訴える場合が有るが
再度カフェインを摂取するか、
摂取せずに数日経過する事で症状は無くなる。
医学上問題は無い。
◎病気との関係について
数多の疫学調査の結果から珈琲を飲む人の集団は
珈琲を飲まない人の集団に比べて
病気の発症率に違いが見られる、
と言う報告されています。
但し追試験が少ないものや
結果の食い違い等が有り
不確定なものも有るので
今後の研究の進展を待ちましょう!
◎発症リスク低下
肝癌、糖尿病、パーキンソン病、
子宮体病、アルツハイマー、胆石
◎発症リスク増加
膀胱炎、流産(妊娠初期の大量摂取者のみ)、
関節リウマチ
◎発症リスクに差が無い
心疾患、大腸癌、膵臓癌、高血圧、
高脂血症、骨粗鬆症、脳卒中、貧血
このように確定的ではないにしても
病気との関係に関して様々な報告がされています。
こうして見てみると一部健康に害を成す場合が有るが
大多数は健康に良い効果を得られる可能性が有るので
「珈琲が身体に悪い」のも
あながち間違いではないのかも知れません。
繰り返しますが曖昧で不確定な事が多く、
珈琲で健康体を目指す事は出来ませんので
日々バランスの良い食事と質の良い睡眠、
自分に合った適度な運動を心がけましょう!
前置きが終わったので漸く次回本題です
当方が伝えたいのはこんな
小難しい事ではないのです。
次回、この長い「珈琲と健康」シリーズが
終わりますので最後まで
お付き合い頂けると幸いです^^♪
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